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『史記』斉太公世家

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時は得がたく失いやすし

●「チャンスは得がたく、得ても、失いやすいものだ」という意味である。

 

●釣り人の別称とされている太公望は、もともと姜氏だったが、先祖が江南の呂県に封ぜられたので、その後呂姓にかえた。名は尚である。まだ仕官していないころ、渭水で毎日つり三昧にふけっていた。

 

●老年になってから周の文王に仕えたところ、文王は呂尚の才能を認めて、
「わが太公(父)のころより、将来、周にはものすごく偉い奴が仕官にくる。その賢人の助けで周は天下をとるといわれてきた。そちこ
そ、わが太公の久しく待ち望んでいた男だ」
そこで、呂尚は太公望という号をつけられたのである。

 

●その後、呂尚は文王を助けて、着々と国造りの大仕事を完成させた。それまでの王朝殷を倒して、天下を統一した後、呂尚は建国補佐の功により、斉の国(今の山東省)に封ぜられた。

 

●もう戦争もすんだことだし、ゆっくりと領国におもむけばよい。そう考えた呂尚は、物見遊山よろしく、道中は宿泊を重ね、のんび
り進んだ。途中である旅館でくつろいでいたところ、そこの親爺がこういって皮肉った。
「よいチャンスは得がたくて、しかも失いやすいものだ。お客さんはのんびりしている。とても、これから新しい領国を治めに行く人には見えんよ」

 

●呂尚はそれを聞くと、夜中にあわてて旅立ち、翌朝早々領国の斉に入った。斉の都営丘には不穏な空気があり、入国がおくれると、反乱が起きかねない状態だったのである。

 

●このエピソードは、好機はそうたやすく得られるものではないし、せっかく得ても、ぐずぐずしておれば、すぐにそれを失う恐れがあ
ることを示唆している。

 

●人生には、誰しもよいチャンスはいくたびかめぐってくる。しかし、けっしてそうたびたび来るわけではない。したがって、たまにしか来ないチャンスは、機敏に利用して逃がすべきではない。これはいうまでもないことだ。成功者はすべてチャンスを活かした人であり、反対に、失敗者は、数少ないチャンスを逃がした人である。

 

●だが、チャンスを逃がさない以上に、大事なのは、時間そのものを逃がさないことである。人生には限りがあるし、時は人を待ってくれないからである。


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